OOXMLの30日間レビューその後
EcmaからISO/IEC JTC1にfast-track submissionされたOOXMLは、30日間レビューの間に20ヶ国からのコメントがあった。このコメントをEcma TC45は審議し、回答を作成した。回答(各国のコメントを含む)は、Computer Worldのページにある。
今後はどうなるのか私にもよく分からない。6ヵ月投票が始まりSC34へと舞台は移るのか?それとも6ヵ月投票は始まらないのか?SC34に、Ecma TC45はリエゾンレポートを送ってきた。再来週のオスロSC34会議で、より詳しい情報が得られるかも知れない。
投稿者: 村田 真 日時: 2007.03.12
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OOXMLの五ヶ月投票が開始
OOXMLの五ヶ月投票が開始されることになった。ODFと矛盾するという指摘をした国は多かったが、投票そのものは開始されることになった。長文の回答が寄せられた以上、JTC 1 SecretariatとITTF staffがこう判断したのは、驚くべきことではない。関連する記事として、Andy Undegroveの記事、Computer Worldの記事、Groklawの記事をあげておく。
今後は、五ヶ月投票に焦点が移る。最近のニュースとして、同じくfast-track submissionされたC++/CLIが、投票によってキャンセルされた。各国のコメントを満足するような解決は無理という判断によるようだ。
なお、Rick Jelliffeeの二つの記事(これとこれ)をあげておく。彼の言っていることをよく読んで冷静になろう。
投稿者: 村田 真 日時: 2007.03.18
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イギリスがOOXMLの五ヶ月投票に異議を申し立てた
イギリス(正確にいうとBritish Standard Institute) が、OOXMLについての5ヵ月投票を行うというJTC1の決定に異議を申し立てたと聞いた。決定がなされたあとでのアピールであるが、手続きとして認められている。しかし、私の予想では、多少投票が遅れる程度の影響しかもたらさないだろう。イギリスも、そう思っているようだ。
投稿者: 村田 真 日時: 2007.03.28
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