OOXMLの最終テキスト
SC34のページに、OOXMLのテキストが掲載された。一般には公開されていない。
ページ数は以下の通り。
- Part 1: 5570
- Part 2: 128
- Part 3: 46
- Part 4: 1475
スキーマは、W3C XML SchemaとRELAX NGの両方が掲載されている。
訂正: その後、ITTFの指示によってSC34のページから削除された。
投稿者: 村田 真 日時: 2008.05.04
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ODFのRELAX NGスキーマの欠陥
ODFのRELAX NGスキーマをきわめて低く私は評価しているが、その
バグがいま問題になっている。OOXML expert: ODF standard is broken
を参照されたい。元ネタは、Alex Brownが書いた
ODF 1.0 and OpenOffice.org: a conformance smoke testである。
Alexの記事にもアラはあるが、ODFのRELAX NGスキーマに問題がある
という指摘はまったく正しい。実は、私は以前からこの問題を知っていた。
Jingが動かないとAlexが言ってきたとき、スキーマのバグだと教えたのは
私である。Alexはバグの修正までしてくれた。
投稿者: 村田 真 日時: 2008.05.06
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拡張を含むAtomフィードの完全な検証
OpenSearch, Google Calendar, threading, historyなどの拡張をAtomフィードに
含めた場合の完全な検証についての記事を公開した。
これは、以前のいくつかの記事(1, 2, 3)の続きになっている。実用的な検証
であって、NVDLでないと不可能な実例をあげたものである。
なお、NVDLのチュートリアルとして、Dave Pawsonによるもの、Petr NálevkaとJirka Kosek
によるものがある。
NVDLの実装は、Eclipseにも含まれている。Eclipseから切り出した検証器も
入手可能である。
投稿者: 村田 真 日時: 2008.05.10
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南アフリカのアピール
南アフリカは、JTC1のP-memberである。その南アフリカが、
OOXMLのDIS投票について異議を申し立てた(appealという)。
文面はなぜかマレーシアのページにある。
appealの理由は以下の三つである。
1) contradictionの指摘が各国からあったのに、Ecma回答が
配られただけだった。
2) BRMの席上で、すべてのissueについてconsensusをとる
努力なしに紙投票に頼った。O-memberに投票を許したのも
おかしい。
3) BRM終了後30日でテキストが配布されていないのはおかしい。
私の理解では、一月以内にISOのTechnical Management Board (TMB)と
IECのStandardization Management Boardに提出され、そこで取り上げら
れるかどうかが決まる。取り上げられれば、conciliation panel が開かれる。
そこで何らかの案が示され、TBMとSMBによっておそらく承認される。
アピールの結果が確定するまでには半年以上かかるのではないか。確定するまで、
OOXMLがISO/IECから出版されることはない。
投稿者: 村田 真 日時: 2008.05.24
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ちょっとしたアナウンス
特別研究員としてずっと日本IBM東京基礎研に在籍していたが、
5/14で契約が終了した。御世話になった多くの方に感謝する。
投稿者: 村田 真 日時: 2008.05.25
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