ISO/IEC 29500(OOXML)の正誤票と補遺(第一回)の投票開始
7/30の電話会議で、正誤表(Part 1からPart 4のすべて)と補遺(Part 1とPart 4のみ)を、
SC34の投票にかけることが決まった。最短だと、正誤表はSC34での投票一回で発行
される。補遺は、SC34での投票一回のあとJTC1での一回の投票を経て発行されるのが
最短となる。
今回の変更で最大のものは補遺にある。適合性クラスstrictの場合に限って名前空間を
変え、Ecma OOXML (1st edition)と容易に区別がつくようにしたという変更だ。適合性
クラスtransitionalの場合は変わっていない。
現時点でのページ数を示す。
Part 1の正誤票 183ページ
Part 2の正誤票6ページ
Part 3の正誤票6ページ
Part 3の正誤票35ページ
Part 1の補遺189ページ
Part 4の補遺155ページ
正誤票や補遺は今回が最後ではない。日本から提出した欠陥報告にも積み残しは
いろいろある。とくに、フォントについての欠陥などは、日本に直接影響する。
来年のおそくとも前半には、また正誤票や補遺をSC34での投票にかけることに
なるだろう。
投稿者: 村田 真 日時: 2009.08.01 | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)