SC34専門委員会ad-hoc会議
以前、Microsoft Office 2010におけるOOXMLの拡張について書いた。日本としての意見を決める
ための参考に、SC34専門委員会ad-hoc会議を11/16日午後2時に機械振興会館(東京タワー
のそば)で開催する。この会議には、誰でも参加できる。
日本として考えられるポジションはいくつかある。
- Microsoft Office 2010拡張をOOXMLの一部として標準化しようとnew work item proposalを出す。
- New work item proposalは出さず、他国から出てきたら反対する。
- Microsoft Office 2010拡張を含むあらゆる拡張を、Part 3では許されているのに
もかかわらず、禁止するという適合性クラスを導入する。
1と2は背反するが、3は独立である。つまり、1と3の両方を主張することはまったく
変ではない。
このほかにも、このad-hocで意見を聞きたいことはある。
- 日本語組版処理の要件 (W3C Japanese Text Layout) に基づく拡張を日本として提案し、貢献していくかどうか
- BRMで決まった適合性クラスstrictを推進するかどうか。過去の互換性のための機能を許す
適合性クラスtransitionalをどう扱うか(凍結・廃止するか、それとも今後も拡張するかどうか)。
追記: 参加するためには、事前の登録が必要である。登録方法については案内を参照。
投稿者: 村田 真 日時: 2009.10.19 | パーマリンク | コメント (2) | トラックバック (0)