プレスリリース
報道関係各位 | 平成14年8月27日 XML技術者育成推進委員会事務局 |
スルガ銀行エスイーバンク支店、『XMLマスター』取得者に対し指定金融商品の金利優遇を提供開始
国家認定資格や各種ベンダー認定資格に続き、XMLマスター取得者を高く評価
XML技術者育成推進委員会(事務局:東京都品川区、会長:斎藤信男慶應義塾大学常任理事兼W3CAssociateChairperson以下「委員会」)は、このたびSE(ITエンジニア)向け金融サービスで全国展開を図っているスルガ銀行エスイーバンク支店(静岡県長泉町)と提携し、XML技術者認定制度『XMLマスター』の取得者に対する同行の指定金融商品の金利優遇サービスを、2002年8月27日より開始することを発表しました。
XML技術者育成推進委員会とスルガ銀行エスイーバンク支店との提携により、『XMLマスター』取得者は同エスイーバンク支店の「ITサポートローン」「ITホームローン」などの金融商品について優遇を受けることが可能となります。また同支店の普通口座は口座維持手数料が不要です。
スルガ銀行エスイーバンク支店では、日本初の特定業種顧客を対象としたオンライン専業支店で、ITエンジニアのスキルを固有の資産とし、この資産をベースにファイナンス面でITエンジニアを支援する活動を行っています。すでにITコーディネータやシステム監査技術者をはじめとする各種国家認定資格のほか、マイクロソフト社の『MCP (MicrosoftCertifiedProfessional)』やシスコシステムズ社『CCIE(CiscoCertifiedInternetworkExpert)』など、さまざまな認定資格の取得者に対する優遇を開始しており、これに続いて標準技術に対する認定として急速に普及しつつある『XMLマスター』取得者へも同優遇サービスを開始する運びとなりました。
このたびスルガ銀行エスイーバンク支店による金利優遇の対象となるのは、XMLの幅広い基礎知識を認定する『XMLマスター:ベーシック』となります。また、2002年秋より実施予定の『XMLマスター次期上位認定』も適用される予定です。
従来、資格取得のメリットが、取得者の技量を証明できることで職場での昇進・昇給に役立つなど、技量の対価にあったのに対し、今回は取得者の技量を超え個人としての信用が付与されることにより、金利優遇というメリットが提供されました。このようなメリットにより、さらに『XMLマスター』取得者の増加が見込まれ、XML技術者の育成に拍車がかかるものと期待されます。
■スルガ銀行執行役員ダイレクトバンク支配人森氏のコメント
スルガ銀行エスイーバンク支店では、社会的に価値の高いSEの活動を支援することで、社会に貢献することを目指しております。「XMLマスター」は、e-Japanをはじめとするこれからの社会インフラに必要不可欠な技術であるXMLの技術者を認定するベンダーニュートラルな制度であり、認定の取得者は、当社の考える社会的に価値の高いSEと合致するため、同優遇サービスの対象とすることを決定しました。
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●スルガ銀行エスイーバンク支店について
スルガ銀行エスイーバンク支店は、1895年の創業以来100年を超える伝統と信頼の歴史の中で培ってきたスルガ銀行の金融ノウハウを活かし、日本で初めてSE(ITエンジニア)という職種に的を絞って金融サービスを本格的に始めたオンライン専業支店です。SEという専門性の高いお客様のニーズに合致した金融サービスを低コストで展開し付加価値の還元を目指しています。エスイーバンク支店は、SEが保有するスキルを“固有の資産”であると認識し、その“固有の資産”を向上させ活性化するため、SEをファイナンス面でサポートしています。
詳細はこちら:http://www.surugabank.co.jp/sebank/
●XMLマスターについて
『XMLマスター』は、XMLのスキルを持った技術者の幅広い育成を目標に発足された認定制度です。現場で役に立つXML技術者の育成のための適切な試験範囲と問題内容の審査を行う諮問機関としてXML技術者育成推進委員会が存在します。『XMLマスター』の称号により、XML技術力に対する確かな指標を提供し、現在各分野で深刻化している幅広い知識を持ったXML技術者の不足という問題の解決を促進します。
詳細はこちら:http://www.xmlmaster.org/
●XML技術者育成推進委員会について
XML技術者育成推進委員会は、以下の企業および団体によって構成されます。
- XMLコンソーシアム
(会長:鶴保征城NTTソフトウェア株式会社代表取締役社長、会員企業:247社) - 外資系情報産業研究会(略称:FIIF)
(会長:渡辺邦昭 キャリアクエストクラブ 代表取締役社長、会員企業:36社)
- インフォテリア株式会社
(本社:東京都品川区、代表取締役社長:平野洋一郎) - NECソフト株式会社
(本社:東京都江東区、代表取締役社長:関隆明) - 株式会社大塚商会
(本社:東京都千代田区、取締役社長:大塚裕司) - キヤノンソフトウェア株式会社
(本社:東京都港区、代表取締役社長:岡田明) - グローバルナレッジネットワーク株式会社
(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:尾藤伸一) - シーアイエス株式会社
(東京都港区、代表取締役社長:戸高修) - 株式会社日立システムアンドサービス
(本社:東京都大田区、社長:名内泰藏) - 株式会社日立製作所
(本社:東京都千代田区、取締役社長:庄山悦彦) - 株式会社PFU
(東京本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:片野英司) - 日本電気株式会社
(本社:東京都港区、代表取締役社長:西垣 浩司) - 富士通株式会社
(本社:東京都千代田区、社長:秋草直之)
■お問合せ先
◆XML技術者育成推進委員会事務局(インフォテリア内) | |
office@xmlmaster.org | (電子メール) |
http://www.xmlmaster.org/ | (ウェブサイト) |
吉政(よしまさ) | (担 当) |