プレスリリース

報道関係各位
 
2002年8月28日
XML技術者育成推進委員会事務局

XML技術者の上位認定制度「XMLマスター:プロフェッショナル」、
11月よりスタート

XMLを実際のシステム開発に活かすことのできる高度な技術レベルを認定


 XML技術者育成推進委員会(事務局:東京都品川区、会長:斎藤信男慶應義塾大学常任理事 兼 W3C Associate Chairperson以下「委員会」)は、実際のシステム構築に必須のスキルを習得したXMLの技術者育成をさらに推進するため、XML技術に関する上位認定制度「XMLマスター(エックスエムエル・マスター):プロフェッショナル」を2002年11月より開始することを発表しました。

 XMLは、企業間電子商取引やアプリケーション間連携、電子申請、文書管理システムなど、さまざまな分野で活用され始め、本格的な普及期に入ってきています。単にXMLの知識があるだけでなく、実際の現場で使える高度な技術を習得した技術者が必要となってきました。このような背景を受け、XML技術者育成推進委員会では、「XMLマスター:ベーシック」の上位技術者認定制度である「XMLマスター:プロフェッショナル」を開始する運びとなりました。

 「XMLマスター:プロフェッショナル」では、XMLの基礎スキルを前提として、実際のXMLデータの処理やプログラミング、およびインターフェイスの新しい標準として今後普及が見込まれるWebサービスなどの高度な技術力を認定します。

 「XMLマスター:プロフェッショナル」を取得するには、2001年10月よりすでに実施している基礎レベルのXML技術者認定制度「XMLマスター:ベーシック」 の試験と、2002年11月より開始する「XMLマスター:プロフェッショナル」の試験の両方に合格することが条件となります。「XMLマスター:ベーシック」では、XMLおよびその関連の標準仕様について、その用語、概念を正しく理解していること、XMLによるデータの作成を標準仕様に基づき行うことができることなどいったXMLの基礎レベルでの知識を必要としますが、「XMLマスター:プロフェッショナル」では、XML処理システムの構築概要、XSLT、DOMプログラミング、SAXプログラミング、Webサービス概要といった、現場のシステム構築時に必要とされるより高度な知識が必要となります。なお、両試験の同時受験も可能です。

 「XMLマスター:プロフェッショナル」の認定試験は、従来の「XMLマスター:ベーシック」と同様、アールプロメトリック社の全国100会場を超えるテストセンターにて11月より開始され、希望者は受験会場の営業日にいつでも受験することができます。試験は1科目50問で8割の正解で合格となり、受験料は1万5,000円(税別)です。

上位認定制度「XMLマスター:プロフェッショナル」の開始により、BtoBやe-Japan構想をはじめとするさまざまなシステム構築に必要とされるXMLの高度な技術者の育成に貢献します。

# #

■「XMLマスター:プロフェッショナル」概要

◇認定内容

XMLの基礎として、XMLとは何か、動向や概要、XMLの構造についての基礎知識(XMLマスター:ベーシックの範囲)をベースとして、DOMやSAXなどを使用したXMLアプリケーションの開発、XMLの応用技術Webサービス、さらにXMLのセキュリティ関係の技術など、XMLをエンジニアリングの現場で活用するために必要な技術を理解・習得しているかどうかを試験によって評価するものです。

◇認定取得のメリット

「XMLマスター」技術者認定制度で、技術者個人個人のXMLに関する技術力が強化・明示化されることにより、認定技術者はXML技術に関する知識と経験に対して社内や業界から高い評価を受けることができると同時に、「XMLマスター:プロフェッショナル」認定技術者を擁する企業は、XML関連サービスに関する顧客への技術レベル提示などを通じて顧客満足度向上に貢献することができます。

◇開始時期: 2002年11月

◇試験概要

試験範囲 XML処理システムの構築概要/XSLT/DOMプログラミング/SAXプログラミング/Webサービス概要等
合否判定 8割以上の正解で合格
出題数 50問
受験料 1万5,000円(税別)

◇受験可能な場所:全国のアールプロメトリック試験会場 国内約100会場
  http://www.prometric-jp.com/

※正式な試験開始日、試験時間等の詳細は、決まり次第、XMLマスターのWebサイト(http://www.xmlmaster.org/)にてご案内します。


●XMLマスターについて

『XMLマスター』は、XMLのスキルを持った技術者の幅広い育成を目標に発足された認定制度です。現場で役に立つXML技術者の育成のための適切な試験範囲と問題内容の審査を行う諮問機関としてXML技術者育成推進委員会が存在します。『XMLマスター』の称号により、XML技術力に対する確かな指標を提供し、現在各分野で深刻化している幅広い知識を持ったXML技術者の不足という問題の解決を促進します。
◎詳細はこちら:http://www.xmlmaster.org/

●XML技術者育成推進委員会について

XML技術者育成推進委員会は、以下の企業および団体によって構成されます。

  • XMLコンソーシアム
    (会長:鶴保征城NTTソフトウェア株式会社代表取締役社長、会員企業:247社)
  • 外資系情報産業研究会(略称:FIIF)
    (会長:渡辺邦昭 キャリアクエストクラブ 代表取締役社長、会員企業:36社)
  • インフォテリア株式会社
    (本社:東京都品川区、代表取締役社長:平野洋一郎)
  • NECソフト株式会社
    (本社:東京都江東区、代表取締役社長:関隆明)
  • 株式会社大塚商会
    (本社:東京都千代田区、取締役社長:大塚裕司)
  • キヤノンソフトウェア株式会社
    (本社:東京都港区、代表取締役社長:岡田明)
  • グローバルナレッジネットワーク株式会社
    (本社:東京都新宿区、代表取締役社長:尾藤伸一)
  • シーアイエス株式会社
    (東京都港区、代表取締役社長:戸高修)
  • 株式会社日立システムアンドサービス
    (本社:東京都大田区、社長:名内泰藏)
  • 株式会社日立製作所
    (本社:東京都千代田区、取締役社長:庄山悦彦)
  • 株式会社PFU
    (東京本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:片野英司)
  • 日本電気株式会社
    (本社:東京都港区、代表取締役社長:西垣浩司)
  • 富士通株式会社
    (本社:東京都千代田区、社長:秋草直之)

■お問合せ先

◆XML技術者育成推進委員会事務局(インフォテリア内)
office@xmlmaster.org (電子メール)
http://www.xmlmaster.org/ (ウェブサイト)
吉政(よしまさ) (広報担当)

PDF版


□□ 添付資料 □□

■XMLマスター:プロフェッショナルへの賛同支援を表明いただいている
  団体および企業(50音順/敬称略)

※詳細は下方に掲載の賛同コメントをご参照下さい。

団体名 会員社数 役職 企業名 氏名
XMLコンソーシアム 247社 会長 NTTソフトウェア株式会社
代表取締役社長
鶴保征城
外資系情報産業研究会 36社 会長 キャリアクエストクラブ
代表取締役社長
渡辺邦明
社名 部署名 役職名 氏名
株式会社アットマーク・アイティ   代表取締役 藤村厚夫
株式会社イー・ブリッジ   取締役
コンサルティング本部長
岡部惠造
インフォテリア株式会社   代表取締役社長 平野洋一郎
株式会社ウチダ人材開発センタ   代表取締役副社長 高橋哲夫
NRIラーニングネットワーク株式会社   代表取締役社長 杉山由高
NEC   Eラーニング事業部長 奥峰夫
NECソフト株式会社 iサービス事業部 事業部長 堀江進
株式会社大塚商会   取締役
Web事業推進部長
塩川公男
株式会社キャリアデザインセンター 『エンジニアtype』 編集長 鈴木義男
グローバルナレッジネットワーク株式会社   代表取締役社長 尾藤伸一
サン・マイクロシステムズ株式会社 iForce推進統括部
ディベロッパー・リレーションズ
部長 刀根繁
シーアイエス株式会社   ナレッジアカデミー
統括
開沼広明
株式会社システム・テクノロジー・アイ   代表取締役社長 松岡秀紀
スルガ銀行   執行役員
ダイレクトバンク支配人
森延夫
株式会社セレブレイン   代表取締役社長 高橋敦子
株式会社ダイジョブ・ドットコム      
株式会社東芝OAコンサルタント   代表取締役社長 宮西亮
日本アイ・ビー・エム株式会社 ソフトウェア事業部 エマージング・テクノロジー部長 田原春美
日本オラクル株式会社 執行役員 エデュケーションサービス本部長 武井直
日本ヒューレット・パッカード株式会社 hp教育サービス
事業本部
本部長 長坂武夫
株式会社日本ライセンスバンク   代表取締役 松田直之
株式会社パソナテック   代表取締役 森本宏一
株式会社PFU   専務取締役 岡松正憲
株式会社日立システムアンドサービス 事業企画部 部長 石井清
株式会社日立製作所 情報・通信グループ
生産技術本部
本部長 原田晃
富士通株式会社 ソフトウェア事業本部 プロジェクトA-XML
プロジェクト長
弘末清悟
富士通オフィス機器株式会社   代表取締役社長 松尾好洋
株式会社富士通ラーニングメディア   取締役
研修事業本部長
今井恒雄
マイクロソフト株式会社 社長室 執行役員 三ヶ野原敏郎
株式会社リクルート 『TECHB-ing』編集部 編集長 藤井薫


■XML技術者認定制度への賛同表明コメント
 (団体名および企業名は各50音順)

●XMLコンソーシアム会長 鶴保征城氏
  (NTTソフトウェア 代表取締役社長)

XMLコンソーシアムは、XMLマスターの上位認定である『XMLマスター:プロフェッショナル』の発表を歓迎し、普及を支援してまいります。XMLコンソーシアムでは、コンソーシアム内でのXML普及啓蒙活動に加えて、関連団体でのXML普及啓蒙にも力をいれており、その一環としてXMLマスターの普及を支援してまいりました。結果として、XMLマスターは、昨年10月の開始から着実に取得者を増やしており、また今回の上位レベル認定の開始により、不足が叫ばれているXML技術者の育成に大きく役立つものと期待しております。

●外資系情報産業研究会(FIIF)会長 渡辺邦明氏
  (キャリアクエストクラブ 代表取締役社長)

FIIFは、以前より「塾iChangeNippon」や「実践大学」など、IT産業を中心とした人材育成に大きな力を注いで来ました。その一環として、XMLマスターも発起人の一団体として推進啓蒙してまいりましたが、ここにさらに上位のプロフェッショナル認定を発表できることを大変喜ばしく思います。FIIFでは、既にXMLマスター:ベーシックに関連して、「XMLeducation」を開始しておりますが、XMLマスター:プロフェッショナルも取り入れ、取得者を増やし、日本の情報産業の進展に寄与したいと考えております。

●株式会社アットマーク・アイティ代表取締役藤村厚夫氏

XMLマスター:プロフェッショナル」認定制度の発足を歓迎します。株式会社アットマーク・アイティでは、ITエキスパートのためのWebサイト「@IT」を通じXML技術標準の普及を推進してきました。現在、@IT来訪者の関心は、基礎技術はもとより、Webサービスをはじめとする先端・応用技術へと、かつてない高まりを見せています。本制度が、わが国ITエキスパートの次なる“常識”となることを期待してやみません。

●株式会社イー・ブリッジ 取締役コンサルティング本部長 岡部惠造氏

株式会社イー・ブリッジでは、今回、XMLマスター認定制度に上位レベルの制度が発足したことを歓迎致します。我が国でも、インターネットを活用したビジネスの高度化の取り組みが各産業界で既に始まっており、その中で益々重要性が増しているXML技術を巧みに扱える優秀な技術者の育成が急務となっています。日本の産業界の再生にとっても、必ずやこの上位認定制度の取り組みが一助となるものと大いに期待しております。

●インフォテリア株式会社 代表取締役社長 平野洋一郎氏

インフォテリアは、これまでXML技術の実ビジネスにおける普及に積極的に取り組んでまいりました。企業間取引や電子政府、そして数々のWebサービスといったXML技術をベースとした社会インフラの整備が進むに伴い、XMLに長けた技術者の充足と、レベルの向上が不可欠となっています。このような社会情勢のなか、XMLの基礎技術を幅広く認定する「XMLマスター:ベーシック」に加え、アプリケーション開発に必要な高度な技量を客観的に測るモノサシとして「XMLマスター:プロフェッショナル」が始まることは、単に個々のエンジニアや企業の役に立つだけでなく、社会ITインフラの向上に寄与できるものと期待しております。

●株式会社ウチダ人材開発センタ 代表取締役副社長 高橋哲夫氏

株式会社ウチダ人材開発センタは、IT技術のみならずヒューマンスキルまでの幅広い研修を取り揃え、技術者成長支援のためのベストプラクティスを提供しています。「XMLマスター:プロフェッショナル」の発足により、普及期に入ったXML技術の明確な指標ができ、XML技術の一層の浸透と技術水準の向上に大きく貢献することを期待いたします。

●NRIラーニングネットワーク株式会社代表取締役社長 杉山由高氏

ベンダーニュートラルなXML技術を認定する「XMLマスター」の上位認定がいよいよスタートすることを歓迎しております。XMLは、すでにシステム構築において深く浸透し、利用が拡大しています。その中で、今後SI企業やエンジニアには、いかにXMLを使いこなせるかが課題となっていくと思われます。この「XMLマスター・プロフェッショナル」が実践的なXML技術を持つこと・活用できることの証として、広く認識されていくでしょう。この認定の普及とともに国内のエンジニア全体のスキルが底上げされることを期待しております。

●NEC Eラーニング事業部長奥 峰夫氏

NECは、「XMLマスター:プロフェッショナル」資格の誕生を歓迎いたします。XMLの技量を測るものさしとして唯一のオープン資格である「XMLマスター」に、上位認定制度が加わるということは、eビジネスやeガバメント等のXMLが適用されるソリューションを提供する弊社ならびに関連協力会社のSEにとって、ユーザ企業様への技術力のアピールや、自己スキル向上の目標になるものとして大いに期待しております。

●NECソフト株式会社iサービス事業部事業部長 堀江 進氏

XMLマスター上位資格の発足を歓迎します。これによりXMLの高度技術者に必要なスキルが明確になり、現場で活躍できる上位レベルのXML技術者の育成が加速して、事業拡大に繋がる事を期待しています。NECソフト株式会社では、IT企業を中心としたXML技術者のスキルアップや資格取得推進を弊社XML教育を通して支援していきます。

●株式会社大塚商会 取締役Web業推進部長 塩川公男氏

株式会社大塚商会では、XMLマスター:プロフェッショナル認定制度の発足がユーザ企業様のXML技術によるシステムの実装をより加速させるとして歓迎致します。XMLによるシステムは、ロゼッタネットやWebサービス等の普及によって既に多くの企業に導入されていますが、高度な実装技術の認定を目的としたこの制度はSierのSE技術の研鑽のみならずユーザ企業さまのシステム御担当者にも広くXMLをご理解いただく良き機会と考えます。

●株式会社キャリアデザインセンター 『エンジニアtype』編集長 鈴木義男氏

B2Bや電子政府など、データ交換におけるXMLの重要性はますます高まっています。"わかる"だけではなく、"どのように"使う"のかという段階に入ったといえるでしょう。実際に企業が求めるのは"使える"技術者。XMLマスター:プロフェッショナルは、技術レベルの目安だけではなく、キャリアアップにおいても大きな武器になるでしょう。

●グローバルナレッジネットワーク株式会社 代表取締役社長 尾藤伸一氏

グローバルナレッジネットワーク株式会社では、XMLマスターの上位資格「XMLマスター:プロフェッショナル」が発表されたことを歓迎いたします。今後、E-Businessをはじめミッションクリティカルな分野で、より実践的なXML技術がさらに求められ、高度なXMLスキルを必要とするエンジニアにとって本資格は明確な指標となるものと思います。弊社は、既にXMLマスター:ベーシックの育成を支援するための2種類のeLearning教材(eXPRESSTRAIN,eGES)を開発、9月より販売開始予定ですが、この上位資格においてもお客様のご要望にお応えしていきたいと考えております。

●サン・マイクロシステムズ株式会社 iForce推進統括部
 ディベロッパー・リレーションズ 部長 刀根 繁氏

サン・マイクロシステムズでは、業界標準のXML技術を認定する上位レベルの制度が発足したことを歓迎いたします。プログラムのポータビリティを実現するJavaテクノロジーとデータのポータビリティを実現するXMLをWebサービス構築における中核技術と位置付けております。XMLマスター:プロフェッショナルの開始によりWebサービス構築の現場で即戦力となる技術レベルを持ったエンジニアにとって明確な指標となるとともに、ユーザー企業に高度な技術提供をアピールできる制度として期待しています。

●シーアイエス株式会社 ナレッジアカデミー 統括 開沼広明氏

シーアイエス株式会社では、XMLマスター:ベーシックより、「資格取得者」の支援にトレーニングベンダの立場で従事してまいりましたが、いよいよ本格的にシステム構築での必要なスキルを認定するための、上位資格ができたことを心から喜んでいます。XMLマスター:プロフェッショナルがXML技術のデファクトスタンダードとなっていくことを切望しながら更なる支援を続けてまいります。

●株式会社システム・テクノロジー・アイ代表取締役社長 松岡秀紀氏

株式会社システム・テクノロジー・アイは、XML技術の上位認定制度「XMLマスター:プロフェッショナル」が発足されたことを歓迎致します。この発足が、より高度で即戦力となる技術力の具体的指標となり、技術者の意欲を更に高め、同時に業界全体を新たに活性化する流れとなることを確信しております。弊社は、以前にも増して高度なスキル取得の支援を当社製品を提供し全面的に致します。

●スルガ銀行執行役員ダイレクトバンク支配人 森延夫氏

ITエンジニアをサポートするスルガ銀行エスイーバンク支店では、ベンダーニュートラルのXML技術を認定する上位資格の制度が発足したことを歓迎します。当社では知識(レベル)・スキルはエンジニアの持つ"固有の資産"と考えておりますが、本制度のレベルは、エンジニアの資産として高く評価できるものと認識いたします。この先、XML技術が本制度により更なる業界標準として拡充できる事を期待します。

●株式会社セレブレイン 代表取締役社長 高橋敦子氏

市場価値が急速に高まりつつあるXML技術者の育成は、多くの企業で課題となっています。採用・人事戦略および人材育成等に関するコンサルティングを行っている当社では、このたびの上位レベルの認定制度開始により、さらに高度な技術を持った人材の育成が加速されるものと期待しています。

●株式会社東芝OAコンサルタント 代表取締役社長 宮西亮氏

株式会社東芝OAコンサルタントでは、XMLマスター:プロフェッショナルの開始を歓迎いたします。XML技術者の育成は急務かつ必須であることを、技術者育成の場においても感じています。XMLマスター:プロフェッショナルの開始により、明確な技術力の指標となり、エンジニアにとっても企業にとっても有利な展開になると期待しています。

●日本アイ・ビー・エム株式会社 ソフトウェア事業部
 エマージング・テクノロジー部長 田原春美氏

XMLマスター:プロフェッショナルの発表を心から歓迎いたします。日本アイ・ビー・エムは、XML技術の研究・開発を東京基礎研究所を中心に早くから取り組み、また、ソフトウェアやサービスについてもXMLを積極的に取り込み、先進的、且つ価値の高いソリューションの提供に努めてまいりました。XMLマスタープロフェッショナルの開始により、社会へのXML技術の理解と導入が加速され、私どものソリューションもより多くのお客様に貢献できるようになることを期待しております。

●日本オラクル株式会社執行役員エデュケーションサービス本部長 武井直氏

日本オラクルは、XMLというIT標準技術の上位認定制度発足を歓迎いたします。オラクル製品はこれまで、XMLを初めとした業界標準のテクノロジにいち早く対応してきました。「XMLマスター:プロフェッショナル」の開始により、実際のシステム構築に求められる、実用的かつ高度の知識を有するXML技術者が拡大していくものと期待しております。

●日本ヒューレット・パッカード株式会社
 hp教育サービス事業本部 本部長長坂武夫

日本ヒューレット・パッカード株式会社(以下、日本HP)は、XMLマスターの上位資格である『XMLマスター:プロフェッショナル』制度の発足を心より歓迎いたします。この上位資格により、より実践的なエンジニアのスキルと価値を明確に認定することができ、日本のIT普及の加速と関連ビジネスの推進力となるでしょう。hp教育サービスでは、一連のXML教育コースを提供することで『XMLマスター:プロフェッショナル』認定技術者の育成を支援いたします。

●株式会社日本ライセンスバンク代表取締役 松田直之氏

(株)日本ライセンスバンクでは次世代標準言語として成長著しいXML技術を認定する上位認定制度が発足したことを歓迎いたします。XMLの企業システムでの活用能力を証明する上で、客観的な指標として普及していくものと考えます。弊社はリナックスアカデミーを通じ、XML技術者の育成に取り組んでおりますが、これを機にXML教育の更なる普及を期待しています。

●株式会社パソナテック 代表取締役 森本宏一氏

株式会社パソナテックは、Webサービスの普及に合わせて需要の高まっておりますXMLエンジニアの創出・育成の観点より、XMLマスター:プロフェッショナル制度の開始を心より歓迎いたします。同制度の発足は、即戦力としてのエンジニアの技術レベルの認定・向上のみならず、エンジニアの裾野を広げ、深刻な技術者不足へのソリューションとなりますことと信じております。

●株式会社PFU 専務取締役 岡松正憲氏

株式会社PFUでは、XMLをキーテクノロジーに企業内外のシステム連携を実現する「情報統合化ソリューション」をはじめ、XMLを活用したソリューションを提案し、各種システムに幅広く対応しています。弊社では、90名以上の技術者がXMLマスター:ベーシック資格を取得済みです。XMLマスター:プロフェッショナル資格は、高度なXML技術を持った技術者の指標となり、弊社のXML技術力をアピールできる資格として期待しています。

●株式会社日立システムアンドサービス事業企画部部長 石井清氏

日立システムは、今後のSI事業の鍵となる資格であるXMLマスターの取得に関して、全社を挙げて取組んでおります。実用システムでのXMLの採用はここ1年で本格化しつつあり、更に最近ではWebサービスを利用した新たなシステム形態が注目されるようになってきております。XMLマスター:プロフェッショナルは、XMLデータ処理のプログラミングをはじめXML利用の高度な技術レベルを評価する資格であり、XMLの普及促進、システムの高度化/安定化に貢献していくものと期待しております。

●株式会社日立製作所 情報・通信グループ生産技術本部本部長 原田晃氏

XMLは、B2B,Webサービス,官公庁等のEC分野のみならず、全てのデジタルデータの記述方法としても大きなインパクトを与える重要な要素技術として定着しつつあります。当社でもこうしたニーズに応えるXML応用システムの構築やソリューションを提供しており,XML技術者の育成を推進しております。今回のXMLマスター:プロフェッショナルが技術者にとっても最適な評価基準になるものと期待しています。

●富士通株式会社
 ソフトウェア事業本部プロジェクトA-XMLプロジェクト長 弘末清悟氏

富士通株式会社は、XMLをインターネットの新たな展開のためのキーテクノロジーとして、平成13年4月にプロジェクトA-XMLを発足し、XMLの研究・開発・適用を推進しております。今回、XML技術者の上位認定制度「XMLマスター:プロフェッショナル」のスタートにより、システム技術者へのXML技術の普及とレベルの向上、ひいてはお客様のビジネスの発展に貢献するものと期待しております。

●富士通オフィス機器株式会社 代表取締役社長 松尾好洋氏

富士通オフィス機器株式会社では、XML技術者認定制度XMLマスターの上位レベルの制度が発足したことを歓迎いたします。XMLマスター:プロフェッショナルは、e-Japanの実現、電子商取引の促進等XMLが利用される様々な社会的インフラ構築のためにエンジニアが目標とすべき認定制度であり、弊社としても、認定取得を目指すエンジニアの育成に少しでもお役に立てればと考えております。

●株式会社富士通ラーニングメディア 取締役 研修事業本部長 今井恒雄氏

富士通ラーニングメディアは、XMLマスター:プロフェッショナルの認定制度が新設されることにより、XMLベースのシステム構築を支える技術者の育成に大きく貢献するものと期待しております。当社は富士通と協調し、実践的なXML構築技術普及のため、システム構築に関わる技術者の育成に取り組んでおります。既に、プロフェッショナル資格に関連した10コース以上の集合研修やeラーニングコースを提供しており、今後もXML技術者育成の推進に貢献していく所存でございます。

●マイクロソフト株式会社執行役員 三ヶ野原敏郎氏

マイクロソフトはXMLを技術的基盤としてインターネットをもっと人々に役立てる仕組みにできると考え、早期からXMLを最大の投資分野として研究を進めております。すでにMicrosoft.NET(マイクロソフトドットネット)として製品への実装面で成果を積み上げつつありますが、同時にMicrosoft.NETを構成するコアの技術であるXML、あるいはWebサービス分野での高水準な技術者の育成についても早期に取り組むべき課題であると考えています。今回の認定制度拡充により、技術者の習得度を客観的に判断できる基準を設けることでソフトウェア技術者の育成が進み、XMLあるいはWebサービスが実際に実務面で利用されることに弾みがつくものと期待しています。

●株式会社リクルート 『TECHB-ing』編集長 藤井薫氏

TECHB-ing編集部は、業界標準のXML技術を認定する上位レベルの制度が発足したことを歓迎いたします。ますます複雑化・変容化するシステム構築の現場において、継続的に戦力となる要素は、1)「社内価値を越えた広範な知識」、2)「実践に基づいた経験」、3)「最新スキル取得への向上意欲」の3要素といわれます。XMLマスター:プロフェッショナルが、継続的に活躍できるエンジニアの知識・スキル・意欲(=市場価値)を証明する指標の一つとして、認知・普及することを期待いたします

以上


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