プレスリリース

報道関係各位
 
2004年5月18日
XML技術者育成推進委員会事務局

『XMLマスター』の取得者、2004年4月末で8,000名を突破


XML技術者育成推進委員会(事務局:東京都品川区、会長:斎藤信男 慶應義塾大学常任理事兼 W3C Associate Chairperson以下「委員会」)は、2001年10月1日から開始したXML技術者認定制度『XMLマスター』の取得者が、2004年4月30日時点で8,000名を突破したことを発表しました。

『XMLマスター』は、XMLのスキルを持った技術者の幅広い育成を目標に発足された認定制度です。XMLに関連する業務を行うエンジニアに必要なXML関連知識の習得を認定する「XMLマスター:ベーシック」と、XMLデータを利用したシステム構築を行うエンジニアを対象とした上位認定制度「XMLマスター:プロフェッショナル」の2種類があり、このたびの『XMLマスター』取得者8,000名にはこの両方が含まれます。

XML技術者育成推進委員会副会長の平野洋一郎(インフォテリア株式会社代表取締役社長)は、「『XMLマスター』取得者増加の背景には、XMLが新聞、金融、印刷、出版、eコマースをはじめとする様々な業界で急速に普及してきたこと、『e-Japan構想』に代表される官公庁XMLプロジェクトやBtoB(企業間電子商取引)システム案件やWebサービス案件の増加、主要なデータベースや開発ツールなどがXMLをサポートしてきたことなどが挙げられ、ITエンジニアにとってXML技術知識の習得が必要不可欠となってきたといえます。さらに、XMLはグリッド・コンピューティングや、ユビキタス・コンピューティングなどの基礎技術としてさらに適用領域が広がりつつあります。『XMLマスター』をベースにXMLの基礎技術とスキルを正しく身につけることで、多くの技術者がさまざまなXMLの適用領域で活躍して欲しいと願っています。」と述べました。

XML技術者育成推進委員会では、今後もXML技術者の育成を推進するとともに、2004年12月までには『XMLマスター』の取得者が1万人を超えると予測しています。

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●XMLマスターについて

「XMLマスター」は、XMLのスキルを持った技術者の幅広い育成を目標に発足された認定制度です。現場で役に立つXML技術者の育成のための適切な試験範囲と問題内容の審査を行う諮問機関としてXML技術者育成推進委員会が存在します。「XMLマスター」の称号により、XML技術力に対する確かな指標を提供し、現在各分野で深刻化している幅広い知識を持ったXML技術者の不足という問題の解決を促進します。
◎詳細はこちら:http://www.xmlmaster.org/


■お問合せ先

◆XML技術者育成推進委員会事務局(インフォテリア内)
office@xmlmaster.org (電子メール)
http://www.xmlmaster.org/ (ウェブサイト)
大橋 (広報担当)

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