XMLマスター:プロフェッショナル(アプリケーション開発)合格体験記
◆Vol.003◆とにかくむずかしかった
日立ビジネスソリューション株式会社
第2業務システム事業部 第2システム部 金坂 智之 氏
2005年6月よりスタートした、XMLマスター:プロフェッショナル(アプリケーション開発)試験に佐々木氏、白井氏に次ぐ3人目として合格された金坂氏にお話を伺いました。
<取得資格>
Microsoft MCP(VB) / Sun Java SJC-P / OracleMaster Platinum(8i) / ソフトウェア開発技術者
「XMLマスター:プロフェッショナル(アプリケーション開発)試験」を受験された目的を教えてください。
業務でXMLを扱うシステムに従事していますが、自分の担当外であった機能を引継ぐことになったこと。また、ベーシック取得から1年経ち、XMLについての知識や技術をさらに向上したいと考え受験を決めました。
「XMLマスター:プロフェッショナル(アプリケーション開発)試験」の試験内容についてのご感想をお聞かせください。
私は3回目の受験でようやく合格することが出来ましたので、とにかく難しかったという印象が強いです。 特に、最後のセクションの10問は、提示されるXMLやソースの量が増え、回答するのにとても時間が掛かりました。ですが、XMLの内容が日本語の記述で意味を持ったデータであったり、TravelXMLやNewsMLをベースにした問題も出題され、実践的であったと思います。
「XMLマスター:プロフェッショナル(アプリケーション開発)試験」受験にあたっての勉強方法を教えてください。
旧バージョン試験向けの書籍とXMLの専門書で勉強しました。また、DOM, SAX, XSLT, XML Schemaでは実際に動作を確認しました。特に名前空間の扱いが弱点だと感じたため、名前空間の定義を変えたXML Schemaで妥当なXML、妥当でないXML、スキーマ自体が間違っている例などを確かめました。
これからの受験される方々に対してのアドバイスをお願いいたします。
本だけでの勉強では記憶が曖昧になってしまうので、サンプルプログラムなどを自分で組んでみると身に付くと思います。XML処理システム構築技術のセクションでは、正しいSOAPメッセージを選択する問題や、データバインディング、メディアタイプに関することも出題されるので、事前に調べておいた方が良いと思います。
XMLマスター:プロフェッショナル (アプリケーション開発) 合格記念盾 |
(注)この盾はXMLマスター:プロフェッショナル(アプリケーション開発)試験」初期合格者3名に贈呈された記念盾です
ありがとうございました。